スクール経営は極力“金をかけない”が正解|スタート時の鉄則とは?

スクールを始めたばかりの人に、必ず伝えたいことがあります。

「経営に慣れるまでは、極力お金をかけるな。」

これは僕が数十校以上のスクール立ち上げに関わってきた中で、共通して感じる真実です。


目次

お金をかけても、はじめは失敗する

最初は何にどれだけ使えばいいのか、分からないのが普通です。
よくあるのが、

  • 新規集客のためにネット広告の代理店と契約する
  • 毎月のように業者に頼んでチラシを大量にポスティングする
  • オフィスを借りる
  • オーナーこだわりの高額な内装にする
  • 高額なフィーを払って、知名度のある先生を起用する

これ、ほとんどが空振りで終わります。
理由は簡単。「お金の使い方をまだ学んでいないから。」

スタート時の資金は本当に貴重ですからね。どうしても必要な所には慎重に使いましょう。


まずは極力“お金をかけない経営”をやり切れ

スタート時にやるべきは、「どうやったらお金をかけずに人を集められるか」を本気で考えること。

  • 生徒が「また来たい」と思うレッスンに全力を注ぐ
  • SNSでの発信を試行錯誤してみる
  • チラシを手配りしたり、近隣の店舗においてもらう
  • 地域の掲示板や口コミを活用する
  • 高いLED看板を入れないで、横断幕にしてみる などなど

こういう地道な方法こそ、今後の武器になります。
それをやり切ってはじめて”生きたお金の使い方”が身についていきます。


固定費は最小限に抑えよう

スタジオ経営は、一度始めると家賃・広告費・人件費などの固定費が想像以上に重くのしかかってきます。
特にスタート直後は、売上が安定しない中でこれらを背負うことになり、お金の使い方を間違えると、あっという間に首が回らなくなります。

これは覚えておいてください。

スクール経営のキモは固定費の管理です。

月謝制のため、売上はある程度安定するため、外注費、家賃、人件費、広告費などの固定費を一定に抑える必要があります。外注費なんてかけようと思えばいくらでもかけられますよね。そこを徹底的に管理していきましょう。

自分で商売を始めたのに、気づけば広告会社や外注講師、デザイン会社に頼りきりで…
気づけば“商売する側”から“商売される側”になってしまう。そうなるといくらがんばっても儲からないスクールになってしまいます。

そのため最初は「できるだけお金をかけずに回す力」を身につけることが大切なんです。
これは遠回りのように見えて、実は一番確実な近道。

自分の足で立てる力を養うためには、スタートから徐々に練習するしかありません。
一度そうすれば、どんな環境でもやっていける土台ができます。


無駄な出費を避けて、スクール経営を堅実に育てたい方へ

経営は「どこにお金を使うか」ではなく、「どこに使わないか」で大きく差がつきます。
最初のうちは、自分の足で立つ力を身につけながら、お金の使いどころを見極めていくことが何より重要です。

当顧問サービスでは、そうした**「最小コストで最大効果を出す経営の順番」**を、一緒に設計していきます。

  • お金をかけるべきタイミング
  • 固定費を抑えながら伸ばす仕組み
  • 自力でやるべきこと、任せていいことの見極め方

どれも、現場の実体験から得た“リアルな経営ノウハウ”ばかりです。
遠回りせず、確実に経営を軌道に乗せていきたい方は、まずは無料の体験面談でお話してみませんか?

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