教室集客で最も重要な考え方はコレ!|自然に人が集まる教室にする方法

「もっと集客しないと…」
そんなふうに焦って、SNSを更新したり、チラシを配ったりしている教室オーナーさまも多いのではないでしょうか。

けれども、「どうやって人を集めるか」ではなく
集客のために最も重要なポイントは、「なぜ人が離れてしまうのか」という視点です。

人は、小さな違和感や不快感が積み重なると、通うことをやめてしまいます。
どれほど素晴らしいレッスン内容でも、教室に「通いたくない理由」が残っている限り、どんなに努力しても生徒さんは定着しません。

この記事ではまず、「こんな教室はちょっとイヤだな…」というリアルな声を元にした事例を挙げていきます。
そのうえで、「通い続けたくなる教室」へと変えていくための具体的な仕組みづくりについて、わかりやすくご紹介してまいります。


目次

「こんな教室はいきたくない」をリストアップしよう

どんなに熱意を持って運営されていても、通う側の立場になると、ふとした瞬間に違和感を覚えることがあります。
そうした「ちょっとした不満」が積み重なると、「なんとなく行きたくない」と感じてしまうのです。

以下は、実際によくある「通いたくなくなる理由」です

 (例)こんな教室は行きたくない…

  • スタジオ内がほこりっぽくて清掃が行き届いていない
  • トイレのにおいが気になる、清潔感がない
  • 鏡がくもっていて自分の動きが見えにくい
  • 「初心者歓迎」と書いてあるのに、上級者ばかりで気後れする
  • 常連の方々だけで盛り上がっていて、初めての人が入りづらい
  • 特定の生徒さんばかりをえこひいきしているように見える
  • 保護者同士に派閥があって、気を使ってしまう
  • なんとなく雰囲気が良くない
  • 入会手続きや案内が不親切で、流れがわかりづらい

次に自分でもリストを作成してみましょう!

どうでしょう?もし自分のスタジオに行きたくなくなる理由があるなら…すぐに対応しましょう!例えるならコップに水を汲んできたは良いけど、底に穴が開いているという状態です。
いくら広告費を使って体験に沢山の人を呼び込んでも、入会はせずに離脱してしまうでしょう。

まずはこのような人が離れてしまう理由を徹底的になくすことが、安定した集客につながります。


逆に“通いたくなる教室”とはどんな場所でしょう?

反対に、生徒さんが「また来たい」「友だちにも勧めたい」と感じる教室とはどんな教室でしょうか。
ここがポイントです。コップの穴をふさいだだけでは水はたまりませんよね。思わず入りたくなるような魅力的なコップにするためはどうしたら良いでしょうか?


(例) こんな教室なら通い続けたくなる!

  • 清掃が行き届いていて、気持ちよく過ごせる
  • トイレなどの共用スペースもきれいに保たれている
  • 先生がいつも変わらず、丁寧に見てくれる
  • 初心者の方への声かけやサポートが丁寧
  • 新しい生徒さんと既存の生徒さんが自然に馴染める空気がある
  • どの生徒さんにも平等に接してくれる姿勢が伝わる
  • 保護者への説明ややりとりも親切で、信頼できる
  • 発表会やイベントなど、生徒さん同士のつながりが深まる機会がある
  • 手続きや案内がスムーズで、何をすればいいかがすぐにわかる

次に実際に自分でもリストを作成してみましょう!

実際作成してみてどうでしょう。通いたくなる教室になっているでしょうか?
もし「出来てないな・・」「やっているけど、うまくいってないな・・」という所があればしっかり対応しましょう。

こうしたポイントは、日々の積み重ねと仕組み化によって実現できます。

「また来たい」と思っていただける環境を、意識して整えていくことが大切ですね。


まとめ

教室集客で最も大切な考え方は、「離脱を減らすこと」です。
実はこれこそが、最大の集客対策になります。

まずはこの土台を整えてください。そしてその土台に
「通い続けたくなる理由」を一つひとつ積み重ねていきましょう。

無理に流行りの広告にお金をかける必要はありません。
豪華な内装もいりません。

大切なのは、「不快なことを減らし、喜ばれることを増やすこと」。
言い換えるなら、「大切な人に紹介したくなる教室をつくる」ということです。

実際に、こうしたことがしっかりできている教室はとても強く、
私の体感では、生徒数が平均の1.5倍以上いるケースが多いです。

あなたの教室も、自然と人が集まる場所になりますように。

よかったらシェアしてね!
目次