新規客の目線を忘れてはいけない|体験で気づいた盲点

最近、子供の習い事の体験レッスンにいくつか足を運びました。
正直、びっくりしました。

どこも結構適当なんだな..と

教室というニッチな業界だからこそかもしれません。逆にいうとしっかりやっている所に人は集まるということ。見かたを変えればチャンスです。

せっかく体験に来てくれた方が「ここはいいな」と思うか、「ちょっと微妙かも」と思うかは、ほんの小さなところで決まりますから。

今回は私が実際に体験で感じた教室の盲点をまとめてみました。
自分の教室にも当てはまっていないか、ぜひチェックしてみてください。


目次

スタッフの対応に「歓迎の気持ち」を感じない

体験に行ったとき、受付やスタッフの方がすごく事務的な対応をしている教室がありました。これはもったいない。教室は飲食店のように「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」で終わるサービスではありません。

教室とはコミュニティです。

体験者はこのコミュニティに受け入れてもらえるか不安を持っています。まずは歓迎の気持ちを持って、コミュニケーションを取ってみてください。受け入れてもらえるのかという不安がまずは取り除けます。これだけで全然変わりますよ。

🌸 ちょっとした声かけ、笑顔がとても大事です。


入会のすすめが弱すぎる

体験が終わったあと、「どうでしたか?」「もしよかったら入会もご検討くださいね」
──そんな言葉が全然ないところもありました。

もちろん、強引に売り込むのは良くありません。
でも「迷っている人の背中をそっと押す」のは親切でもあります。

🌸 「是非一緒にやりましょう」と自信を持って言えますか?


情報が探しづらいサイト

いざ申し込もうとしたら──
・場所どこ?
・料金いくら?
・いつやっているの?
・体験申し込みどこ?

…これ、意外と多いんです。

🌸 新規の方が「まず知りたいこと」がすぐに見えるように整えておきましょう。


入会の流れが不明瞭

「入会したい場合はどうするの?」
「持ち物は?」「初回はいくらかかるの?」

このあたりが全然案内されないと、申し込むのが怖くなってしまいます。

🌸 「次のステップ」をわかりやすく教えてあげましょう。


教室の環境が整っていない

古い教室でも、清掃やメンテナンスが行き届いていると気持ちよく通えます。
でも逆に壁紙が剥がれていたり、床が汚れていたり、トイレが汚かったりすると、それだけで「ちょっとな…」と思われてしまうもの。

🌸 第一印象の「清潔感」、とても大事です。


支払い方法が不便

今どきは、現金払いオンリーやクレカ不可だと、それだけで敬遠されることも。
月謝袋は今の世代の方は面倒だな、、という方も多くなってきました。
口座振替やクレジットカード決済など毎月の支払方法は、手間なく出来るように整えましょう。

🌸 支払い方法の選択肢を増やして、ストレスを減らしましょう。


まとめ

いかがでしたでしょうか?

「今の生徒がいるから大丈夫」と思っていると、こうした“当たり前”が見えなくなりがち。

でも、新規のお客様は必ず“はじめまして”の目線で教室を見ています。
業界ルールとか、習い事の当たり前なんて知らない方がほとんど。
一度新規客目線で体験から入会までの流れをチェックして、気になるところは改善してみてくださいね。

それだけで、もっと安心して「入ってみたいな」と思ってもらえる教室になりますよ。

よかったらシェアしてね!
目次